はじめに:回復期リハビリテーション病棟って、どんなところ?
「回復期リハビリテーション病棟って、よく聞くけど、実際どんなところなんだろう…?」
「作業療法士は、どんな仕事をしているの?」
「他の職場と比べて、何が違うの?」
そんな疑問を持っている作業療法士の皆さん、こんにちは!
この記事では、回復期リハビリテーション病棟について、詳しく解説していきます。
作業療法士の役割は?
回復期リハビリテーション病棟における作業療法士の役割は、
- 患者さんの日常生活動作(ADL)の改善
- 社会生活への復帰支援
- 生活の質の向上
…など、多岐にわたります。
患者さん一人ひとりの状態や目標に合わせて、リハビリテーションプログラムを作成し、実施していきます。
他の職場との違いは?
回復期リハビリテーション病棟は、
- 急性期病院と比べると、患者さんの状態は比較的安定している
- 介護施設と比べると、リハビリテーションに特化している
…という特徴があります。
この記事で、あなたの疑問を解決!
この記事を読めば、
- 回復期リハビリテーション病棟とは?
- 作業療法士の仕事内容は?
- 1日の流れは?
- やりがいや大変なことは?
- 働くために必要なことは?
…といった疑問が、すべて解決します!
「回復期リハビリテーション病棟で働いてみたい!」
そう思っているあなた、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
回復期リハビリテーション病棟とは?
まずは、回復期リハビリテーション病棟について、基本的なことから理解していきましょう。
どんな患者さんが入院しているの?
回復期リハビリテーション病棟には、
- 脳卒中
- 骨折
- 脊髄損傷
- 神経難病
…など、様々な病気やケガで、急性期治療を終えた患者さんが入院しています。
リハビリテーションの目的は?
回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーションの目的は、
- 身体機能の回復
- 日常生活動作(ADL)の改善
- 家庭復帰、社会復帰
…などです。
患者さん一人ひとりの状態や目標に合わせて、リハビリテーションプログラムを作成し、集中的なリハビリテーションを行います。
チーム医療の重要性
回復期リハビリテーション病棟では、
- 医師
- 看護師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- ソーシャルワーカー
- 管理栄養士
…など、多職種が連携して、患者さんのリハビリテーションをサポートします。
それぞれの専門性を活かして、チームで患者さんの目標達成を目指します。
回復期リハビリテーション病棟で働く作業療法士の仕事内容
「回復期リハビリテーション病棟で、作業療法士はどんな仕事をするの?」
ここからは、具体的な仕事内容について、詳しく解説していきます。
患者さんの評価
まずは、患者さんの状態を詳しく評価します。
身体機能評価
- 関節可動域
- 筋力
- バランス能力
- 協調性
- 感覚
…などを評価します。
ADL評価
- 食事
- 更衣
- 排泄
- 入浴
- 移動
…など、日常生活動作の能力を評価します。
IADL評価
- 調理
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
- 金銭管理
- 交通機関の利用
…など、手段的日常生活動作の能力を評価します。
高次脳機能評価
- 注意機能
- 記憶
- 遂行機能
- 社会的行動
…などを評価します。
家屋評価
退院後の生活環境を想定して、
- 自宅の構造
- 段差の有無
- 手すりの必要性
…などを評価します。
リハビリテーションプログラムの作成
評価に基づいて、患者さん一人ひとりに合わせたリハビリテーションプログラムを作成します。
- 目標設定
- 訓練内容
- 訓練期間
- 訓練頻度
…などを、患者さんやご家族と相談しながら決定します。
リハビリテーションの実施
作成したプログラムに基づいて、リハビリテーションを実施します。
個別リハビリテーション
患者さんと1対1で、集中的なリハビリテーションを行います。
- 関節可動域訓練
- 筋力増強訓練
- バランス訓練
- 歩行訓練
- ADL訓練
- IADL訓練
- 高次脳機能訓練
…など、様々な訓練を行います。
集団リハビリテーション
複数の患者さんと一緒に、レクリエーションや体操などを行います。
- 他の患者さんとの交流
- モチベーションの向上
- 社会性の向上
…などの効果があります。
患者さん・ご家族への指導、支援
患者さんやご家族に対して、
- 自宅でのリハビリテーション方法
- 介助方法
- 福祉用具の利用方法
- 生活上の注意点
…などを指導します。
また、
- 退院後の生活に関する相談
- 介護保険サービスの利用に関する相談
- 社会資源の紹介
…など、様々な支援を行います。
多職種との連携
医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、管理栄養士など、多職種と連携して、患者さんのリハビリテーションをサポートします。
- 情報共有
- 意見交換
- 役割分担
…など、密な連携が不可欠です。
カンファレンスへの参加
定期的に開催されるカンファレンスに参加し、
- 患者さんの状態
- リハビリテーションの進捗状況
- 今後の目標
…などを、多職種と共有します。
記録、書類作成
- リハビリテーションの記録
- 計画書
- 報告書
- 退院サマリー
…など、様々な書類を作成します。
ある作業療法士の1日の流れ(例)
ここでは、回復期リハビリテーション病棟で働く、ある作業療法士の1日の流れを、例としてご紹介します。
- 8:30 出勤、情報収集
- 夜勤の看護師から、患者さんの状態について情報収集
- カルテやリハビリテーション記録を確認
- その日のリハビリテーション計画を立てる
- 9:00 リハビリテーション開始
- 午前中は、主に個別リハビリテーションを実施
- 患者さんの状態に合わせて、様々な訓練を行う
- 12:00 休憩
- 昼食
- 同僚との情報交換
- 13:00 リハビリテーション再開
- 午後は、個別リハビリテーションや集団リハビリテーションを実施
- 患者さんやご家族への指導、支援も行う
- 16:00 カンファレンス
- 多職種と患者さんの情報を共有
- 今後のリハビリテーション計画について話し合う
- 17:00 記録、書類作成
- その日のリハビリテーション記録を作成
- 計画書や報告書を作成
- 17:30 退勤
これはあくまで一例です。
患者さんの状態や、その日の状況によって、スケジュールは変わります。
回復期リハビリテーション病棟で働くやりがい
「回復期リハビリテーション病棟で働くのって、どんなやりがいがあるの?」
ここでは、実際に働いている作業療法士の声をもとに、やりがいについてお伝えします。
患者さんの回復を間近で見られる
「昨日までできなかったことが、今日はできるようになった!」
「少しずつ、元気になっていく姿を見るのが嬉しい!」
患者さんの回復を間近で見られるのは、回復期リハビリテーション病棟で働く、最大のやりがいです。
チーム医療の一員として貢献できる
「多職種と連携して、患者さんをサポートできるのが嬉しい!」
「自分の専門性を活かして、チームに貢献できるのがやりがい!」
チーム医療の一員として、患者さんの回復に貢献できるのも、大きなやりがいです。
専門性を活かせる
「作業療法士としての知識や技術を、存分に活かせる!」
「様々な症例を経験できるので、スキルアップできる!」
自分の専門性を活かして、患者さんの役に立てるのも、やりがいの一つです。
スキルアップできる
「新しい知識や技術を学ぶ機会が多い!」
「研修会や勉強会に参加できるので、常に成長できる!」
回復期リハビリテーション病棟では、スキルアップの機会も豊富です。
患者さん・ご家族から感謝される
「ありがとう」「あなたのおかげで、ここまで回復できました」
患者さんやご家族から感謝の言葉をいただくと、
「この仕事をしていて、本当に良かった…!」
と、心から思います。
大変なこと、課題
「やりがいがあるのは分かったけど、大変なこともあるんでしょ?」
そうですね。
ここでは、回復期リハビリテーション病棟で働く上で、大変なことや課題についても、お伝えします。
時間に追われる
回復期リハビリテーション病棟では、多くの患者さんを担当するため、時間に追われることがあります。
- 限られた時間の中で、質の高いリハビリテーションを提供しなければならない
- 記録や書類作成も、時間内に終わらせなければならない
…など、時間管理能力が求められます。
精神的な負担
患者さんの回復を間近で見られるのは、やりがいであると同時に、精神的な負担になることもあります。
- 思うように回復しない患者さん
- リハビリテーションに意欲的でない患者さん
- 亡くなってしまう患者さん
…など、様々なケースがあります。
チーム内の意見の相違
多職種が連携して働くため、意見の相違が生じることもあります。
- リハビリテーションの方針
- 患者さんへの対応
- 役割分担
…など、意見が対立することもあります。
回復期リハビリテーション病棟で働くために必要なこと
「回復期リハビリテーション病棟で働くためには、何が必要なの?」
最後に、働くために必要なことについて、お伝えします。
作業療法士免許
当然ですが、作業療法士免許は必須です。
コミュニケーション能力
患者さん、ご家族、多職種…様々な人と関わるため、コミュニケーション能力は非常に重要です。
- 相手の話をしっかり聞く
- 分かりやすく説明する
- 共感する
…など、相手の立場に立って、コミュニケーションを取ることが大切です。
チームワーク
回復期リハビリテーション病棟では、チーム医療が基本です。
- 他の職種と協力する
- 自分の役割を果たす
- チームのために貢献する
…など、チームワークを大切にできる人が求められます。
向上心
常に新しい知識や技術を学び、スキルアップしていく意欲が必要です。
- 研修会や勉強会に積極的に参加する
- 学会発表や論文執筆に挑戦する
- 資格取得を目指す
…など、向上心を持って仕事に取り組むことが大切です。
まとめ:回復期リハビリテーション病棟で、あなたの力を活かしてみませんか?
回復期リハビリテーション病棟は、作業療法士としての専門性を活かし、患者さんの回復に貢献できる、やりがいのある職場です。
「患者さんの笑顔が見たい!」
「チーム医療の一員として活躍したい!」
「もっとスキルアップしたい!」
そんな想いを持っているあなた、ぜひ回復期リハビリテーション病棟で、あなたの力を活かしてみませんか?
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